知らないとモグリという常識レベルのものから、知る人ぞ知る玄人レベルのものまで、幅広くチョイスしています。中にはショートカットじゃないものも含まれていますが、知っていると役に立つ、という観点から採用しています。
なお、ショートカットのピックアップには雅さんにもご協力いただきました。ありがとうございました。
1) Shift + F2 on Access
フォームやプロパティシートなどの入力欄で Shift + F2 を押下すると、ズームボックスを表示できます。入力欄に表示しきれない長文を入力・編集・確認するときに重宝します。
2) Ctrl + Space on VBE
VBE 上で Ctrl + Space を押すことによって、識別子の入力候補を表示できます。
数文字入力して、入力候補をひとつに限定できる場合は、そのまま確定します。
コーディングの効率アップに、積極的に使いたいショートカットです。
3) F2 on Access
テキストボックス上で F2 を押すと、テキストを全選択できます。いちいちマウスで先頭から末尾までドラッグしなくてよいのが、嬉しいです。
なお、全選択状態でもう一度 F2 を押すと、元に戻ります。
4) Ctrl + C on メッセージボックス
エラーダイアログなどのメッセージボックスは、Ctrl + C でメッセージをテキストコピーできます。エラーメッセージ教えて、と言われたときに、ダイアログ見ながらメモする必要はありません。Ctrl + C で事足ります。さすがにメモリ関連のエラーでクリップボード巻き込んでいるときは取れませんけど。
5) Alt + PrintScreen on Windows
PrintScreen で全画面のスクリーンショットを撮れるのは知られていると思いますが、Alt + PrintScreen でアクティブウィンドウだけのスクリーンショットを撮れます。全画面のスクリーンショットをペイントに貼って、特定ウィンドウだけ切り取る必要はありません。
6) 実行ステップのドラッグ移動 on VBE
ショートカットキーじゃありませんが、VBE にブレークポイントを仕掛けて止めた (またはエラーでデバッグ中の) コードの実行箇所を、実行ステップ マークをマウスでドラッグして別の行に移動できます。
この方法で、条件満たしていないけどループから勝手に出しちゃう、とか好き勝手できます。デバッグに便利。
7) Shift + F2 on VBE
識別子にカーソルがある状態で Shift + F2 を押すと、定義へジャンプできます。Ctrl + Shift + F2 で復帰します。個人的に割りとよく使うんですが、復帰でなぜか印刷ダイアログが出るときがあるのがナゾ。
8) Ctrl + 7 on Access
Ctrl + 7 (テンキーじゃない方) で、直前のレコードのフィールド値をコピーできます。表形式フォームなんかで、重宝します。
9) Ctrl + ; と Ctrl + :
Ctrl + ; と Ctrl + : で、当日日付と時刻を入力できます。これは Excel のショートカットとしてはよく知られていると思いますが、Access でもまったく同じように使えることは意外と知られていない気がします。
10) Ctrl ホバー on VBE
VBA Hover ToolTip Trick » Bacon Bits:より。デバッグ中に変数の値を確認する最も簡単な方法は、カーソルを変数の真上に持っていくことです。
そうすると、ツールチップに変数の値が表示されます。
しかし、ツールチップに表示される文字数には限界があります。そのため、たとえばフォルダ階層の深いところにあるファイルのフルパスのような長い文字列が格納されていると、途中で表示が "..." で省略されてしまい、肝心のファイル名が分からない、なんてことがよくあります。
そこで Ctrl を押しておくと、値の末尾の方からツールチップに表示してくれるので、ファイル名の確認なんかに便利です。
変数の格納値があんまり長いと限界があるみたいなんで、この方法も万能ではないですが、知っていると得する場面は確実にありそうです。
自分はこの技を知る前は、イミディエイト ウィンドウに "?変数" と書いて Enter し、出力された値を確認していました。
他にもたくさんのショートカットがあります。
詳しくはローカル ヘルプか、下記オンライン ヘルプで。
キーボードのショートカット - Access - Microsoft Office
キーボードでリボンを操作する - Access - Microsoft Office
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